投資家たぴおの株と英語のブログ

外資企業に勤める30代半ばのサラリーマン。現在株式資産4000万程度。英語学習で自身が経験、苦労したことなども綴っています(英検1級、TOEIC 950点)

英語:受験英語は無駄か

 

日本人は受験英語ばかりしているからいつまで経っても英語が話せない。文法、単語中心で実用性が無い、などと言われますね。本当にそうでしょうか。

 

受験英語のイメージ

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多かれ少なかれ皆さん必死になって英単語や文法書を読んだことがあるのではないでしょうか。(私は諸事情でまともに受験をしておりませんのでやってませんがw)

 

受験英語は実用性が無いという誤解

 

 

日本人は中高と英語を学んでいるのに、受験のための英語ばかりやっているからいつまでも会話ができないんだ。もっと実践的なものを学ぶ必要がある!単語や文法なんかやらずにとにかく英会話だ!なんてことよく聞きませんか。

 

これ、英会話産業のうたい文句だから騙されちゃだめよ(笑)

 

確かに今現在の英語教育は効率的でない部分もあると思います。穴埋め式で言語を学ぶというよりはパズルを解いているような問題もあり、単語と文法の記憶を中心にしているためおおよその理解で突破できる問題が多いです(最難関大は違うかもしれませんが)

 

日本の義務教育はインプット中心なので、アウトプットも少し混ぜたほうがいいとは思うのですが、試験にそれが求められていないのでやりませんよね。この部分は改善の余地ありだと思います。

 

ただ、勘違いしないで欲しいのは日本人が義務教育で英語を学んでも英語を扱えるようにならないのは、受験英語だけのせいではなく単純に学ぶ時間が足りていないのです。

 

言語を習得するのに必要な学習時間

 

 

「私、中学高校と結構英語勉強してるのに全然会話ができないんです。だから英会話を学びたい」

 

こんなこと言いながら英会話学校に見学に行く人は格好の餌食になるので気を付けてください。まあ、それで勉強をスタートするならそれでいいんでしょうけど。

 

一説には第二言語として外国語を学ぶ場合、基礎的な理解が得られるまでに2000時間程度必要だと言われています。

 

2000時間ですよ?皆さん中高と勉強してきたと思うかもしれませんが、中高生はその他の科目も勉強しているので、実際英語に割いている時間は思ったより多くありません。つまりあなたが英語を扱えないのは、受験英語のせいではなく単に勉強時間が足りていないだけです。

 

英会話学校は文法や単語を中心とした受験英語を否定し、「勉強してきたのに話せない!」という人に対し、「英会話」という謎の分野を作り出して客を集めているのです。そもそも言語なんて「会話」だけで成り立つわけないじゃないですか。会話のもとになるのは文法と単語ですよ。

 

 

www.btapio.net

 

 受験英語、義務教育のアドバンテージ

 

受験英語は無駄と思っている方もいるかもしれませんが、考え方を変えたら全員がある程度基礎的なことを知っているというのは、英語を習得するうえでものすごいアドバンテージですよ。

 

日本では中学からスタートして高校までの六年間(大学では英文科以外あまり学ばないでしょう)で、学校によって学力に差はあれど、全ての子供たちは大よその基礎的なことは学びます。あ、今小学校からでしたっけ?

 

もし義務教育を学校を卒業して本格的に英語を学びたいと思ったときに、それまで培った知識は必ず役に立ちます。私も初めて英会話学校なるものに行ったとき、同い年ぐらいの人と良く話していましたが、有名大学卒の人たちはやはり基礎力が違うと思い知らされました。

 

もともと知っている知識が多いので、どんどん実力が上がっていく。私は彼らに追いつくのに必死で勉強した記憶があります。

 

基礎力の違いは本格的に勉強したときに歴然として現れますよ。 極端な例を言うと、英語以外の言語、特に非ヨーロッパ語族でそれこそアラビア語を学びたいと思ったときに、その違いは歴然です。まずは文字から覚えなくてはだめなわけですから。

 

最後に

受験英語を礼賛することはありませんが、現在のシステムとして広く浸透してしまっています。それはそれとして、インプットをしっかりしてもらえると思って勉強したらいいと思います。私は自分の子供にはそう伝えるつもりです。同時に、もし自分で英語を扱えるようになりたかったらアウトプットの機会を作ればどうかと提案します。

 

 何でもかんでも行政のせいにするのではなく、与えられたものをどう活用するかを考えるのが大切だと思いますよ。

 

たぴお

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