投資家たぴおの株と英語のブログ

外資企業に勤める30代半ばのサラリーマン。現在株式資産4000万程度。英語学習で自身が経験、苦労したことなども綴っています(英検1級、TOEIC 950点)

言語の力

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「日本人は英語が苦手」、「新興国の人のほうがよっぽど英語が出来るのは情けない」「これからのグローバル社会、英語が出来ないと生き残れない」といったことをよく耳にしませんか。もう何十年も言われておりますが私の周りで特に変化はありません。

 

まあこのご時世海外旅行も気軽に行けるし、ネットも発達しているので外国語に触れる機会も多いし本当に仕事で英語を使う人も増えているので、英語が出来る日本人は一昔前に比べたら増えているのは事実です。

 

他言語を極めるのはそんな簡単なものじゃ無い

一つの言語にはその言語の成り立ち、文化、変遷など、本当にいろんなことが影響しているので参考書少しやったぐらいではなかなか理解できるものではありません。ハリウッドスターが日本に来た時に「ミナサン、アイタカタデス」程度の一言会話ならいいでしょうが。

特に英語に関しては、身近な言語ではありますがもともとは遠く離れた大陸で派生している言語なので日本語と英語には相当違いがあり、日本人にとって英語は難しいんです。私は地理だけではなく、言語と言語の間にも「距離」があると思っています。日本語と英語(ゲルマン語系)には相当距離があります。

 

日本人が英語が苦手な理由

そしてもうひとつ、決定的に日本人が英語が苦手な理由は、本当は日本人にとって英語が必要ではないということがあります。「グローバル社会」、「世界共通語は英語」、「英語ぐらい話せないと恥ずかしい」、などと叫ばれて何年経ちましょうか。

 

もう一度考えてみてください。みなさん、英語が話せなくて本当に困っていますか?実際は稀に外人に道を聞かれて、うまく答えられなかったぐらいのものでしょう。多くの日本人にとって英語は必要ないのです。必要ないから使っていないのです。

 

みなさん何か学びたいと思ったとき、本屋に行けば何でも日本語で書かれた参考書がお手ごろな価格でそろうでしょう。日本には国力があるので、最新の情報がすぐに翻訳されて出てきます。実際に困ることはありません。ノーベル賞を受賞した日本人がスピーチで英語が話せないので日本語で…などということがありますが、言い換えればそこまで研究を極める人でも英語が堪能で無い場合があるほど、日本語で多くのことはできてしまいます。

 

私が学生時代に留学していたときに仲が良かったパキスタン人が、「自分たちの国では主要言語(英仏独等)を習得しなければ、スタートラインにすら立てない。母国語だけでは専門書が揃わないんだ。日本はそうじゃないだろう?」と言われて、日本に生まれ、日本語を習得しているだけで恵まれた環境にいるのだと自覚した瞬間でした。

 

本当に必要ならいずれ学ぶはず

日本人は勤勉です。本当に必要だと自らが感じたら学びます。学んでも身につかない人は、なんとなーく学んでいる人でそこまで死活問題ではないからでしょう。私もそうです。完璧なバイリンガルにはなれませんが、多くのやり取りは英語でできる程度の力はあるので、今のところこれで十分です。

 

英語が必要だ必要だと焦る前に、本当に必要かどうかもう一度考えてみてください。それでも必要なら、勉強しましょう。ちなみに私は一度フランス語の勉強もしましたが、必要ではなかったために根気が足りずに挫折しました。そのことによって一度も困ったことはありません。

 

たぴお